栃木県佐野市金井上町の万葉歌碑

 佐野市の佐野厄除け大師近くの万葉歌碑を訪ねてきました(2010/4)。佐野厄除け大師の近くの四つ角にありましたが、下の写真のように、歩道に控えめに置かれており、なかなかその存在に気がつきませんでした。

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下野(しもつけの) 安蘇(あそ)の河原よ 石踏(ふ)まず 空ゆと来(き)ぬよ 汝(な)が心(こころ)告(の)れ (巻14-3425) ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。

(大意)  下野の安蘇の河原を通って、石を踏むことも気にならず、空を飛ぶ思いでやってきたんだ。貴女の気持ちを言って欲しい。

 歌に詠まれた「安蘇の河原」は、この近く(西側)を流れる秋山川の河原のことのようです。

 所在地は、栃木県佐野市金井上町2531 です。JR両毛線佐野駅、東武佐野線佐野駅から南へ600m、さらに西へ600mの信号機のある四つ角(北東の角)です。佐野厄除け大師と涅槃寺の間の四つ角(北東の角)といった方が分かりやすいでしょうか。東武佐野線佐野市駅からは、北へ600m、そこから西に400m程です。

この記事へのコメント

石踏まず土踏まず
2014年06月19日 00:54
安蘇の河原を詠んだ歌

下都毛野 安蘇の川原よ 石踏まず 空 ゆ(行)時ぬよ 汝が心のれ

ひさきおふる 安蘇の川原の 川颪に たぐふ千鳥の こゑのさやけさ

あずま女(め)と 寝覚めてきけば 下野や あその河原に 千鳥 鳴くなり

石踏まぬ 安蘇の川原に 行き暮れて みかほの崎に けふやとまらむ

石踏まぬ 安蘇の川原に 行きくれば みかほの崎に 宿をかりなん

下野や 安蘇の河原に 行きくれば みかもの崎に 宿をかりなん

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